今週のお題「読書の秋」について書いてみようと思います。
ご訪問ありがとうございます!
育児本って「読むべき!」という意見と、「読まない方がいい!」という意見に別れませんか?
私は占いと一緒で、参考になると思えば取り入れるし、参考にならないと思ったら本を閉じるタイプです(^^;; そのくらいでいいと思っています。
そして、育児本はどの本がいいというよりも、自分の目できちんと子供を見て選ぶべきだと思っています。なので、今回書く本も、おすすめというより私が参考になった本です(誰得)。
去年のこと。息子の小学校受験で四苦八苦していました。
理由は受験を決めたのが去年の春頃だったからです。
受験をするという考えは私たち夫婦には全くなく、ちょうどラン活を始めようとしていました。
そんな中、息子が「ランドセルいらないよね?」と言ったんです。
え?(まさか学校に行きたくないの?!)
詳しく話を聞いてみると、当時通っていた保育園から、毎年数名私立へ進学した園児がいました。息子は当然、同じ学校へ行けると思っていて、みんなと同じランドセルを背負う気満々だったんです(^^;;
そこからが....もう....バタバタでした。
- 学校見学
- 説明会
- 試験内容の確認
息子のまっすぐな気持ちを応援したい.....
さらに、学校の教育理念へ共感した私たちは何度も夫婦で話し合い、小学校受験をすることに決めました。
受験をすると決心したからには面接はもちろん、試験が問題.....。
経験がないのでわかりませんが、小学校受験をするには親子共々、長年に渡って準備・努力をしているのだと思います。そして自然に知識が身につくように、親御さんも大変な努力をしているのだと思います。
そんな中、急にがむしゃらになって受験対策をしても、息子にとっていい影響はないと思いました。
- 無理をさせて勉強嫌いになって欲しくない
- 自然と興味が湧いたことには楽しく学んでほしい
そう思っていたからです。
まず、過去問題や「ひとりでとっくんシリーズ」を買い集め、気軽に楽しみながら問題集へ取り組むことから始めました。公文の積み木なども活用しました。
毎日日記をつけ、した事・頑張った事・できなかった事を記録。
息子の長所と短所を探したのです。
そこで見つけた短所が
- 集中力が短い
- 読解力に欠けている
- 聞くことが苦手
この3つでした。
年齢的なことは置いておき、受験に対応できる力を身につけるには必要なことだと思いました。
すぐさま本屋へ行き、数冊手に取りました。
そのうちの1冊が、聞くことを重点に置くことで「よく見る」「集中力を持続させる」など、学習習慣を身につけるというもの。
こちらです。
これだ!!
家に帰ることもせず、スタバでこの本を読んだのを今でも忘れません。
具体的な内容は書けませんが、学校や家庭でもできる27つのトレーニンングを3つのステップに分けて紹介されています。
ひらがな・数字が書ければ学齢、年齢に関係なく実施することができ、ノートと鉛筆があれば簡単に始められます。
ステップ1では「聞く」姿勢をつくるトレーニングをし、以下の力を身につけます。
- 多動性をコントロールする力
ステップ2では、指示を聞きながら書くトレーニング。
- 着席の姿勢で聞ける力
- 合図に反応できる力
- 聞き続けられる力
- 他人のペースに合わせられる力
- いつでも聞ける力
- 見る力
- 指示を正しく聞き取る力
- 正しく書き続ける力
- 考えながら書く力
ステップ3では、言葉を考える・作る・覚えるトレーニング。
- 理解する力
- 覚える力
- 文章化する力
この本を購入した日から1ヶ月、過去問題やドリルなど一切せず、1日1トレーニングを目標に頑張りました。
本当に頑張りました。その甲斐あって、息子の集中力は驚くほど上がりました。
おかげで、1度は挫折があったものの志望校に見事合格。
親子面接で息子の長所を聞かれた時に
「1度決めた事は出来るまで.....叶うまで挑戦するという強い心を持っています!!」
そう答えた主人の言葉が今でも忘れられません。
そして、自分を信じてたくさん頑張り、自分の道を切り開いた息子を誇りに思います。
そんな息子を支えてくれているのは、無知な私に色んな情報を提供してくれる本です。
育児本は読めばいいとは思いませんが、冒頭にも書いた通り参考にしたいと思った時、賢く使うのは術だと思っています。
という事で参考までに書いてみました。
\叱ってばかりだった時に参考にしました/
\現在進行形で参考にしてます/
\漫画は読書に入る?笑/